日中の日差しが、眩しく、車のフロントガラス
を通り抜け、車内の気温も20℃を超えていた。
今週、初夏の陽気を思わせた気候は、一転する。
来週半ばからは、昨年末のクリスマス寒波を
超える観測史上初の氷点下18℃の大寒波が、
日本列島を襲うと予想されている。
大雪に慣れているはずの雪国・新潟や、
北陸、東北日本海側、北海道にて、
災害級の降雪被害となったクリスマス寒波。
北米のカナダやアメリカ東部、温暖地域の
カリフォルニアでも大雪となった。
日本海側の大雪は、1月24日から2月前半の
およそ2週間にかけて予想されている。
上空5,500メートル付近には、能登半島の輪島
にまで、北極寒気団の氷点下18℃が、南下する。
さらに、降雪の目安となる氷点下6℃は、近畿、
四国、九州の鹿児島までの西日本を覆うと予想
されている。
温暖な四国や九州でも積雪予想となる。
災害級の大雪は、雪国の新潟や北海道に、
倒木による送電線網の切断によって、
停電をもたらし、復旧に2週間以上を要した。
一般家庭では、暖房を確保するための
灯油ストーブと備蓄灯油を準備する必要がある。
エアコンや電気ストーブが、全く使用できない
からである。
また、太陽光発電も役にたたなくなるので、
携帯ガスコンロ型の発電機もあると心強い。
電力モーターで水を循環させるアパートや、
マンション、集合住宅の水洗トイレや、
水道も使用できない可能性もあるので、
携帯型オムツや、ペットボトル飲料水の
備蓄も必要となってくる。
災害列島日本の宿命でもある。
東京でも、最高気温5℃までの低温状態となる。
北海道では、観測史上初の氷点下24℃と、
南極大陸並みの極寒環境となる事も予想される。
チャンネルの北極上空気象観測AIデータの寒気団
気流の流れ予想により、今回の公表となっている。