3月に開業し、東京から長野、富山、石川、福井に
敦賀から小浜を通り、京都、大阪間となる。
今後の課題は、京都北部の丹後地方の自然景観を残し、
かやぶきの里・京都美山(ユネスコ無形文化遺産)など
歴史的文化財を保護すべく、
東海リニアでも問題点のトンネル工事に伴う地下水源
関連の環境アセスメントとなっている。
北陸新幹線の特徴は、雪国と呼ばれる地方を走るため、
北陸トンネルに代表されるように山岳を貫くトンネル
も多いことで知られている。
京都を走る北陸新幹線は、自然・歴史的景観を維持すべく
現時点に於いて、地下深いトンネル区間の新幹線構想案と
なっている。
新幹線の新駅設置を京都府内南部に追加することで、
反対の多い北部府民の感情を和らげることにもなる。
イギリスとフランスを結ぶドーバー海峡トンネル型の
ユーロトンネル日本版新幹線的なイメージとされる。
京都と新大阪を結ぶ松井山手駅の新幹線駅舎を建設し、
外国人旅行客による観光公害化する京都駅集中を分散させ、
奈良大和地方の観光産業振興とあわせて、府経済効果に
つなげる意図もある。
にて、建設される事業である。
金沢ー敦賀間の土木建設総工費は、国家予算レベルの
1兆1,600億円規模の予算となり、加賀温泉駅舎建設や、
芦原温泉駅舎の温泉観光地にかかる建設費用に加え、
加賀トンネル工事に伴うトンネル追加整備費用や、
追加補正予算約2,600億円を加えた建設費の
経済効果をもたらしている。
(予算額は、鉄道・運輸機構PDF資料より)
さて、新幹線と平行する在来線地方鉄道は、各県にて、
氷見線が、乗り入れていたが、昨年10月の会合により、
あえの風鉄道の赤字補填分を、JR西日本が補い、
の改修工事に当初案約340億円の予算も必要となり、
工事中の代替輸送に伴う通勤通学の沿線利用客5千人
の運行バス手配などにかかる時間的な制限や費用を、
JR西日本側が担うには、経営効率的に問題となるため、
これを断念し、既存施設を残しつつ、予算130億円の
新型モーター搭載車両の水素燃料電池車両となる。
富山県内にて、既に設置済みの水素燃料スタンドも、
によるものとなっている。
この車両は、既に、東日本大地震後の被災地復興にて、
三陸鉄道他の東北と北関東地方でも導入されている。
また、市街地を走る路面電車🚈と在来線にて運行する
の旧車両を再利用したりドイツ製路面電車も再利用している。
要するに、車両本体は、旧式の伝統的な国鉄時代の形だが、
駆動モーター側のエンジン機能を新型にしている。
見た目は、時代を感じるレトロ調なデザイン車だが、
ハイブリッドエンジン搭載の近未来型車ということ。
走るため、LRT新型(新潟製造)車両と、在来線旧型車両の
新旧コラボ式鉄道となっている。