速報、G1サウジカップを制す

速報、世界最高額賞金1,000万米ドル(13.6億円)の

G1サウジカップを、日本馬が制した。

 

パンサラッサ6歳牡馬に騎乗の吉田豊騎手と、

厩舎の矢作調教師が、念願だった世界一

連覇を達成した。

昨年のG1ドバイターフと、今回のG1サウジカップ

の連覇は、日本競馬会史上初の快挙である。

 

サウジアラビアキングアブドゥルアジー

競馬場にて開催されたG1サウジカップ

ダート1,800メートル左回り。

1着パンサラッサは、1番ゲート最内枠からの

先行逃げパターンのレースを展開し、残り

ゴール直線手前で、後続から差し迫る2着

カントリーグラマー6歳(米国、B.バファート)

を振り切った。

勝ち時計は1分50秒80。

勝ったパンサラッサは、父ロードカナロア

母ミスペンバリーその父モンジューという血統。

生産地は、北海道新ひだか町

馬主は、広尾レース(株)。

吉田騎手の紅白帽子と、着用していた

青生地に緑袖一本輪は、馬主の勝負服。

初挑戦のダートG1出走を見事逃げ切り、

世界最高1着賞金1,000万米ドル(約13億6千万円)を

獲得した。

G1制覇は昨年のG1ドバイターフに続く2勝目。

 

3着カフェファラオ6歳(日本、堀調教師)、

4着ジオグリフ4歳(日本、木村調教師)、

5着クラウンプライド4歳(日本、新谷調教師)

と、掲示板5着以内をG1日本馬4頭が独占し、

ジャパン旋風のサウジカップとなった。

G1サウジカップには、出走全13頭のうち、

6頭を日本馬が占め、その本気度を示した。

 

3着入賞賞金200万米ドル(2.7億円)、

4着入賞賞金150万米ドル(2億円)、

5着入賞賞金100万米ドル(1.4億円)と、

日本国内G1級の優勝賞金レースとなり、

日本勢による賞金総取りのサウジカップデー

となった。

 

パンサラッサを育てた矢作調教師が、

レース後に大号泣していたのが、印象的だ。

厩舎スタッフの矢作調教師をはじめ、馬主、

着物姿の夫人たち総動員で、歴史的快挙を

成したパンサラッサと吉田騎手を迎えていた。

 

オリジナル風の手作り帽子と🕶️サングラス的な

眼鏡姿で、競馬国際レースのG1サウジカップ

に挑む直前インタビュー(JRA-World版・写真)に

答えた厩舎の矢作調教師は、パンサラッサを

含めた4頭の出走馬と共に厩舎から伴った。

インタビューの一部を引用すると、

サウジアラビアには、昨年も勝ち馬となった

レッドシーターフハンデとの良い思い出もあり、

再び戻ってきました。

 


また、騎手として最終騎乗の福永騎手は、

2回騎乗して、G3リヤドダートスプリント

1,200メートルにて、リメイク4歳と共に、

3着入賞を果たして、調教師への転身スタート

となった。