2023年、ゴールデンウィーク大型連休の最中、
5月5日、能登半島地震発生マグニチュード6強。
石川県珠洲市、津波の高さ0.1m。
2007年、能登半島地震マグニチュード6.9、
3月25日、石川県輪島市の発生以来。
今回の地震は、大陸プレート直下型地震で、
神戸阪神淡路大地震と同じ型であり、大陸の
岩盤間の亀裂によって地震発生となった。
今後、2ヵ月に渡って余震となる同規模の
大地震に備える必要性もある。
南海トラフの前兆?
警戒されている南海トラフ巨大地震は、今回の
能登半島地震の千倍規模のエネルギーで襲うと、
予想され、大陸プレートと海洋プレートの反動
によって引き起こされる。
歴史をたどると、1596年9月1日マグニチュード7
慶長伊予地震の四国愛媛県から発生し、3日後、
同年9月4日マグニチュード7・慶長豊後地震の
九州大分県に発生、翌日の同年9月5日マグニチュード7.5
慶長伏見地震の本州大阪府と兵庫県に発生し、それから
9年後の1605年慶長地震マグニチュード7.9の南海トラフ
超巨大地震発生となっている。
この南海トラフ超巨大地震の引き金となった四国愛媛県、
九州大分県、本州大阪府と兵庫県に渡る中央構造線断層
の大陸プレート直下型地震であり、1995年の阪神淡路大地震
と同じ発生メカニズムとなっている。
警戒される津波の高さは、太平洋沿岸に渡り、瀬戸内沿岸、
伊勢湾、大阪湾までの広域圏漁港を持つ地方自治体に、
最大20メートルにも達すると予想され、
気象庁ホームページで公表されていて、
2011年、東日本大震災の宮城県女川町漁港で観測された
14.8メートル以上である。
参照;YouTubeチャンネル富士地震火山研究所