G1英(イギリス)ダービーを日本馬が制する!

競馬発祥の地、イギリス。

先週(5月28日)は、競馬の祭典G1日本ダービーが開催され、

1週間経って、6月3日、G1英(イギリス)ダービーが開催された。

イギリスのエプソム競馬場、2,410メートル芝、馬場は良、晴れ。

G1日本ダービーが、90年の歴史に対して、

G1英(イギリス)ダービーは、200年以上の歴史を持ち、

今年244回目の開催となった。

 

そんな中、日本でもG1名馬に刻まれるディープインパクト

の最終産駒となるオーギュストロダン3歳が、日本馬として、

初めて、歴史あるG1英(イギリス)ダービーを制した。

鞍上は、日本でも馴染み深いR.ムーア騎手とのコンビである。

調教師は、アイルランドを拠点とするA.オブライエン(54歳)、

父は、騎手から調教師となり、厩舎オブライエンを設立し、

JRA日本中央競馬会との親睦も深く、ディープインパクト

産駒のオーギュストロダンを育て上げてきて、今年、

騎手から調教師になった福永調教師と境遇が似ている。

前走、クラシックのG1英(イギリス)ギニー1,600メートルでは、

1番人気ながら12着の大敗となっていた。

今回のG1英(イギリス)ダービーの1番人気オッズ4倍は、

これが最終騎乗と宣言していたL.デットリー騎手が鞍上の

アレスト(イギリス)。

オーギュストロダンは、3番人気のオッズ5倍で、

外枠の10番ゲートだった。

全14頭が、出走、外枠13番ゲートの1番人気アレストは、

10着に敗れた。

 

今年は、サッカーの欧州FAカップ勝戦(マンチェスター

シティvsユナイテッド)の影響もあって、開催時間は、

3時間前倒しされて、日本時間で午後9時30分の、

発走となった。

海外競馬は、時差の関係もあって、日本時間深夜になるのが、

通常であったが、今回に限り、日本のナイター競馬時間帯近く

となった。

地方競馬の四国高知競馬ナイターが、最終午後8時55分と最も遅い

発走時間であり、福永祐一調教師の父、福永洋一杯の冠レースを、

開催している。

今年の福永洋一杯は、筆者が応援しているガルボマンボが、4着と

惜敗し、雨の中、ダート不良のコンディションであった。

JRAグリーンチャンネルでは、G1英(イギリス)ダービーを、

衛星生ライブ中継にて、配信された。

 

日本馬は、今年、G1ドバイカップをはじめ、賞金額世界一の

G1サウジカップを相次いで制して、今回、遂に、競馬発祥の地

イギリスでのG1英(イギリス)カップを制した事は、大きな偉業だ。