秋のGⅠシーズンとなる来月10月、春に新装した京都競馬場
に於いて開催されるGⅠ菊花賞(優勝賞金2億円)。
そのGⅠ菊花賞に出走する競走馬を選抜するトライアル
となるGⅡセントライト記念レースが、祝日18日(敬老の日)、
中山競馬場にて開催された。
距離は、2,200メートル、芝、馬場状態は良、天候は晴れ。
1番人気は、獲得賞金4億円馬でGⅠ皐月賞馬ソールオリエンス
(手塚調教師)で鞍上の横山武史騎手で2着となり、GⅠ菊花賞の
出走権を得た。
1着には、前走のGⅢラジオNIKKEI賞で3着だった獲得賞金
8千4百万円のレーベンスティール(田中調教師)で鞍上の
J.モレイラ騎手(ブラジル出身)で2番人気ながら、1983年以来、
40年ぶりのクラシック無冠馬が、GⅠ菊花賞トライアルの
重賞レースを制した。
最後の出走権を獲得した3着には、獲得賞金4千2百万円の
シャザーン(友道調教師)で鞍上の岩田望来(みらい)騎手で、
3番人気だった。
1番人気から3番人気が、順当に勝ってGⅠ菊花賞への出走権を
得て、京都競馬場への切符を獲得することになった。
尚、払戻金は、3連複860円(オッズ8.6倍)、
3連単4,220円(オッズ42.2倍)となった。
JRAアニバーサリーの11レース(優勝賞金1千820万円)は、
獲得賞金5千2百万円のプリモスペランツァ(中竹調教師)で
出走し、1着には、獲得賞金4千8百万円のセラフィックコール
(寺島調教師)で鞍上のM.デムーロ(イタリア出身)となった。
さらに、女性騎手の今村聖奈騎手は、この日、
1レースでウィンメラナイト(寺島調教師)と優勝賞金550万円、
6レースで地方馬の獲得賞金1千6百万円のバンボーレ
(飯田調教師)と優勝賞金800万円レースの2鞍に出走した。
連日30℃以上の真夏日となった阪神競馬場(宝塚市)では、朝晩
に、ようやく25℃以下の涼しい秋風も吹いてきている。
また、5レースの1着を予想するWIN5は、先週に的中者1名で、
賞金4億円であったが、3連休最終日の今回、3万人以上の
競馬ファンが、見事に予想的中し、賞金1万5,380円を獲得した。
各レースの1番,2番人気を2組選び、5レースで合計32組の3,200円
とした場合、1万円以上のプラス回収としたケースもある。
5レース中、1番人気1着が、3レースあり、2番人気1着が2レース
であったので、幅広い競馬ファンに払戻率80%(通常70%)の
アニバーサリー還元の恩恵となった。